


近年、国や自治体は地域再生や地域振興を進めるための観光に大きな期待を寄せていますが、その手法は未だ模索段階です。そこで本小委員会では、大きく以下のふたつを目的として活動しています。
1 | 都市計画やまちづくりの分野の計画技術に、観光事業として培われてきた多様な手法を融合させて、「観光まちづくり」を進めるための政策から現場の手法までを結びつける計画技術を体系化すること |
2 | 体系化した観光まちづくりの計画技術の社会実装に向けた提言や教育開発を行うこと |
観光の構図や課題、手法を読み解くため、以下の5視点で作業を進めています。(2013年度成果)
1 | 地域資源の観光対象化手法 |
2 | 環境保全と来訪者管理手法 |
3 | 地域外とつながる手法 |
4 | 主体の連携体制と地域資源と経済活動の関係の解明 |
5 | 観光政策と現場手法の関係性、推進主体(DMO)のあり方(国内、国外) |
なお、本活動は、文部科学省 科学技術研究費 基盤(B):2014年度~、科学技術研究費 基盤(A):2017年度~の支援を受けて進めています。